リリィ。

最初で最後の　こいびと。

とは、呼ばせてもらえなかったし
呼んでいたとしたらそれはうそになる。


それでも　ある意味で　最初で　さいごの　ひと…
だったと　思いたい。


あたしのことなんて　もう　忘れてると思ってた。
存在さえかけらも思い出さないくらいに
そんくらいちいさくて消えそうなものだと。


ありがとう　おまもりに　するね。
受験も頑張る。

ほんとに毎年誕生日ってやつは
周りに感謝するときだなぁとおもう。

誕生会しよーね、の言葉は
まあ、現実的に考えて
みんな忙しいから、うれしいけど、申し訳ないから期待はしない。
でもそうやって言ってくれることだけでも
ありがたい、とおもう。


言葉なんて　簡単なもので
いくらでも　心にも無いことを言えるけど
それでもうれしい、と思えるなら
それはそれでいいか、と思ったりもする。


期待しなければ　べつに　ことばなんて　ね？


忘れていたところへなんかの拍子に思い出しただけだとしても
いっぱいいっぱい　うれしかったから。


あっけないくらい　なぁんにもせずに
ただ引きこもってただけで
びっくりするくらいあっさり過ぎたけど


新しいはじまりじゃない　つづき。


なぁんも変わらないのは　あたし。
よくもわるくも。


だいすきな雑貨屋さんもお祝いのカードをくれた
休みの間にまた行こう


しあわせをありがとう。