目を交わして

あわない。

っていうのは、ほんとに有効な手段だったんだなとおもう。


だれにも会わずとも平気だったのは
そうやって自分を守ってたからにすぎない。


そうやって自分の方向を定めないと
むりだった。



も、ほんとに　しんどい。
ほんとにほんとに　信じられない。



なんで。



一気に　引きずり込まれそうになるのを
必死にふんばるしかない


弱音ははかない、ってきめた。




見せたくない顔を　見せないで居る方法は



会わないこと　だったんだ　きっと



聞きたくないものも　見たくないものも
そういうものから必死で自分を遠ざける方法が　きっとそれで




今だけは　逃げなくちゃ　って




逃げさせて　おねがい。




こわい。まだ　こわいよ。



だけど絶対　泣きたくなんか　ない。

誰かに会うことが　こんなにこころを使うことだったっけ。


しばらくやってないからわかんなかった。
望む望まざるに関わらず　ほんとに。


いっぱいいっぱい　いらいらしてしまうから
ほんとに　会いたくない、のかな。


やさしくなれない自分に直面したくないだけだけど。


笑えるんだけど　わらえるけど
うれしいきもちも　あるんだけど


つけているうわっつらを　引っ剥がされることが
こわくてしかたがない。


大丈夫だとは　おもう　べつに。

だけど。



今立ち直れなくなるのは　ものすごくこわい。



あたしの力じゃもう　どうしようもないもの
生きる　生きぬ。


生かされぬ。



あたしには　もうどうしようも　ないの



待つしかない。


あたしが大切にしたい人も　大切にしたいものも
自分の力じゃどうしようもないこと
あたしのちからが　足りないこと。

気持ち悪くて　もう　どうしようもないから




どうしてこんなに危うい足元なんだろう
どうしてこんなに必死に見ないようにしてきたんだろう


気付きたくなかったよ　ほんとうに



笑えなくなってきた　自分にも
やっぱり信じられない　自分にも



すき　きらいと　しんじることは　ちがう



それでも信じたいと思えるものがあることは　救い。



だけどそれに　あたしの気持ちが伝わらないことは。



だから　あいたく　なかったんだ


目と目を交わせば　望んでしまう　から



望みなんて持ちたくなかった。

何にも持たずに次に進めば。




そんなの　むりなんだ。