白。

白い。真っ白。

思い出さなきゃよかったなぁなんてことは
まあ　多々あるもので
今日はほんとにおもいだしたことを　後悔した。

いろんなことをやってたら
何かが頭に入ってくる余裕なんてなかった。
やるのをやめたら　とたんに浮かび上がってきた。

もう四月も　終わりか。


狂ったように本能に従ってみればいいよ
なんて今日メールをくれた子が言ってくれたけど。


ほんのう、って　どこにあるんだろう。
意識しても　しなくても　あるはずなのに
どうして　自分の本当の気持ちという意味ならば　見えないのかな


すきだったり　きらいだったり



もう　四月も　おわり。

交錯するいろんな気持ち。
好きの、裏っかえしの、きらい。
ちがうな、きらいの裏っかえしのすきなのかも。
どっちにしろ　ほんとうに綺麗な対極を描いた仮面。


何で桜のイメージが強いんだろうと思った。
ああ、そうだ　見たくも無いのにみてしまったアレのせいか。

だから春も桜もあんまり好きじゃなくなったのかな。
それはもともとかもしれない
春にあんまり　いいことがなかったから
そしてそのそばに　いつも桜があったから
桜のピンク色があまりにもきれいだから。


だから真夏の痛いくらいの太陽の方が好き。


仮面を被りながらでもそうしていられる自分をほめてあげよう、
なぁんて一つも思えない。
被らなくちゃ無理なことはわかっている
え、何が無理なんだろ。
協調性を持って生活すること、
仮面の先の相手を傷つけないこと、
仮面の先の相手に自分の気持ちを悟られたくないからそれを防ぐこと。
何で知られたら困るんだろ。
だって　だって　だって　
自分がきれいでいたいから？


だろうな。たぶん。
傷ついてる相手を見れば　自分が傷つくから。


利己的にしか　考えられないことに
意外と落ち込まない自分にまた驚く。
仕方ないじゃん、って言ってる自分が居る。


そして　そのまたちょっとはなれたところで
「全部うそなくせに」って言ってる自分もいる。


全部って　どっからどこまで？


耳を傾けなくちゃいけない声を無視して
つけっぱなしの仮面と　かぶりっぱなしの猫。


自分でも全くわけがわからない
つながれば　つながるほどに　平気じゃいられないくせに。
なのにどうして　自分から手を伸ばそうとするんだろう。
どうして。やさしくなんてしたくないのに
立ち直れないくらいめちゃくちゃにしてやればいいって思ってたのに
なんでできないんだろう。
どうしてこんなにゆらゆらするんだろう。


思い込んでるだけなのかな、全てのことを。


意識とは別のところで　あたしがしていること。

フロイトには共感できないけど、無意識は存在するとおもう。


あたしの心の底なんて、そんなに深いところには無いよ。
ちょっとのぞけば見えるくらいの　浅い　浅い　あさはかな思い。


きたなくて　みにくくて　暗い。


でもそんなとこばっかりじゃないよ、って
思えるようには　なってきた。
それが全てだとは思わないし　偽者だとも思わない　けど
ほんものは一つじゃない。


全部あたしだ。
ほんものでもにせものでもない。



いっぱい。
不安も　気持ちも　嫉妬も　ねたみも　よろこびも。

今　ただ願うことは
明日も晴れるといいな。