つかいすてカメラ
フィクションの中の ノンフィクション。
2008'04.17.Thu
持って帰ってきた洋服をクローゼットに入れようとした
深夜12時30分すぎ。
ベッドの上に放り投げていた携帯電話が歌うはいつものイントロ。
きらきらしてきゅんきゅんする、この曲のイントロは
いつ聞いても泣きそうになる。
背面ディスプレイに表示される人物を、
数メートルの間にいろいろと予想してみる。
あの人かな、この人かな。意外なところでこの人かな。
きらきらとイルミネーションランプが光る。
手を伸ばして背面を確認する。
そこにあった名前は 予想外すぎたけど
ああ、と思うもので
きっと用事なんて無いであろうことも そのとき分かった。
「もしもし」
深夜12時30分すぎ。
ベッドの上に放り投げていた携帯電話が歌うはいつものイントロ。
きらきらしてきゅんきゅんする、この曲のイントロは
いつ聞いても泣きそうになる。
背面ディスプレイに表示される人物を、
数メートルの間にいろいろと予想してみる。
あの人かな、この人かな。意外なところでこの人かな。
きらきらとイルミネーションランプが光る。
手を伸ばして背面を確認する。
そこにあった名前は 予想外すぎたけど
ああ、と思うもので
きっと用事なんて無いであろうことも そのとき分かった。
「もしもし」
「おう、別に用事は無いよ。
元気してるかと思ってさ」
うれしくてうれしくて
だけどやっぱり泣きそうになる。
だからあたしは一人で百面相だったと思う。
「元気だよ、やってるよ、ちゃんと
あ、でも、」
ここ数日のいくつかの話をすると
やっぱり
「相変わらずやなぁ」
そう言って笑った。
変わったのに 変わっていなくて
変わったような。
忘れられてはいなかったんだということに
ひどく安心して
それから
これから先の話をして
約束、と呼んでいいかも分からないような約束をして
「お前も連絡、たまにはしてこいよ」
と 言ってくれたことに また泣きそうになりながら
笑った。
「とか言いながらお前してこなさそうやもんな」
それはあたしのセリフ。
誰しも確信なんて得られない未来に
確信を持ちたいことがあるのは とてもすばらしい。
その日一日のもやもやは すべて 吹っ飛んだ。
にやにやしながらごみだしにいくあたしは
多分不審者と同じだったと思う。
はやく連休こないかなぁ。
元気してるかと思ってさ」
うれしくてうれしくて
だけどやっぱり泣きそうになる。
だからあたしは一人で百面相だったと思う。
「元気だよ、やってるよ、ちゃんと
あ、でも、」
ここ数日のいくつかの話をすると
やっぱり
「相変わらずやなぁ」
そう言って笑った。
変わったのに 変わっていなくて
変わったような。
忘れられてはいなかったんだということに
ひどく安心して
それから
これから先の話をして
約束、と呼んでいいかも分からないような約束をして
「お前も連絡、たまにはしてこいよ」
と 言ってくれたことに また泣きそうになりながら
笑った。
「とか言いながらお前してこなさそうやもんな」
それはあたしのセリフ。
誰しも確信なんて得られない未来に
確信を持ちたいことがあるのは とてもすばらしい。
その日一日のもやもやは すべて 吹っ飛んだ。
にやにやしながらごみだしにいくあたしは
多分不審者と同じだったと思う。
はやく連休こないかなぁ。
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