気が狂うほどまともな日常

風邪をひいた。

音と遊んでいる場合じゃなかったらしい。
節々が痛かったけど、だいぶ元気にはなった。

それもこれも　変わってしまった。


ちがうな。


捨てようと思って
変えたんだ。


もう大丈夫、って思ったことほど
大丈夫じゃなかったりする。

手を引く権利をあたしにください。

aikoはやっぱり　すごい
こんな歌が　歌詞が　作れるんだもん。


最近じゃもっぱら「私生活」。
このオンナノコみたいに　勢いは無いけど。
あとは「あの子へ」とか「あられ」とか「傷跡」とか。
ちょっと「ココア」や「前ならえ。」もだ。
もうちょっとで「エナジー」に転換できればいいのになぁ。
でももうちょっと前が「歌姫」や「アスパラ」
ばっか聴いてたことを考えれば
そしてそのもっと前は「赤い靴」や「September」
ばっかりだったことを考えれば
だいぶ　ましになった　と。

…なぁんて。


手をひく権利を。
そう、『権利』を。


それがほしいんだな、と　気付いた。


だけど
『思うだけで不都合だらけになる心』。
（♪恋人同士/aiko）

本当は分かってる
はやくしないと　終わってしまうよ、って
イヤホンはあたしをせかす。

せいかい と ふせいかい の 間で

それってやっぱり　△なんだろうか。


伝わりきらない気持ち
伝えてはならない、のか
それはどうかわかんない、って思ってきたけど。


誰かに対しての怒り、憎しみ、疑い、感謝、よろこび、愛しさ…
いつも　何かを思うたびに考える。


つたえることが正解なのかな
隠し通すことが正解なのかな


見てないふりでごまかすことが正解なのかな
しっかりと見つめることが正解なのかな


いまのあたしは　ちょうど間の　さんかく。
あいまいにされるのは　一番嫌いなくせに
自分がいちばん曖昧だ。


―思い出していた。
ぶつけてしまった　気持ちたちの　行方を。

「一緒に死んでくれませんか」

と、言われたことがありますか？


とりあえず、要点だけかいつまめば

大丈夫だよ、大丈夫、もう安心していいんだよ、
っていう言葉が無いと
全然終わった気がしないんだなということ
テンパったらちゃんと説明も出来ないんだなということ

甘えるなと　言うなら
あたしに男と同じくらいの力と体力をください、ということ

とにかく　こわくて　こわくて
仕方が無かったんだ　という　こと。

ほんとうのこととしあわせと不幸と。

最悪だ　最悪。


知らなきゃよかったのに　
見なきゃよかったのに
気づかなきゃよかったのに。


わるいことばっかり拾い上げる、こんな目。

「そのこと」だけで　その前後を
いろいろ　想像できてしまうかしこい頭。

だって　そういうふうに書いた　ってことは
そういうこと　じゃないの。




ほんまのことを知りたいと思うくせに
ほんまのこと知ったらへこんで　戻ってこられなくて
知りたいんなら　ちゃんと
受け止める覚悟せにゃ、って。

天の川より

まっくら　で　ある
そのわりに　きらきら　と
かがやく　もの　も　ある。


も　ごっちゃ　ごっちゃ　していて
また　みえなくなって　いる。


しっかり目をこらして　見ても
見えるのは　都合の良い　想像


まぼろし。ゆめ。


自分の心がつくりあげた　場面
都合よい。


ごちゃごちゃした現実　の　あたしの　きもち


今日吹いた風の　冷たさ　が
ひっぱりだしてきた　きもち。



幻？夢？蜃気楼？


いいえ　まぎれもない　あたしの　こころが
つくった　現実


ただでさえ　もとめているのに
これ以上　は。

思考と夜と春にふける。

かんがえた。
いろんな、ことを　考えてしまった。
あーよくない、って思いながら
ついうっかり、考えてしまった。


果たされるかどうか分からない約束
気持ちさえあれば　いいんだよ、なんていえない
やっぱり　果たしたいよ。


まあ、それはいいんだ
もしかしたらちゃんと果たされるかもしれない
思考の間に　ちょっとだけ紛れ込んでくる不安。


ずっと　支配されるのは　ほかの思い。

USJいきたいなーとか　旅行したいなーとか
勉強しなきゃなーとか　あ、あさってもう大阪だ、とか
あれもしなきゃこれもしなきゃ、っていうことじゃなく。