跡を残す

毎日痕跡を示さないとやってられないような
気持ちじゃないんだけどね。


だけどやっぱり　怖い。
明確に提示していないと　うっかり考えない自分が。
ていうことは　あたしだけじゃない
きっと誰しもそうなんだ、ということで。

かんがえたくて　思いたくて
その気持ちは全然変わってないけど
やっぱり少しだけ　激しさは大人しくなった。
それくらいがいいのかな、丁度。


やめたいと思っていたのはあたしで
だけどやっぱり　無くなると嫌で
なんてわがまま。

何でなんだろうね
自分に誠実でいたいと常に思ってるはずなのに
振り返ってみるとそうでもない。


好きなのに　とか。
好きだから　とか。


なのに、も　だから、も　もういらないよ。


何なの。


何なの？


溜め込んだものが　爆発する前にはけ口を探す。
ひとりで探したはけ口では　やっぱりひとり。


逃げたって　どうしたって　もう　電話もできないくらい
おびえてしまってる　自分のこころが
もう何かどうしようもなく　可哀想になってきた。
哀れ。みじめ。


忘れられてるんじゃないかって
簡単に
全部無かったことに
もしかして出来るんじゃないかって


こわくてこわくて仕方が無い。


ひさしぶりに　泣いたのは
なんでだろう


泣くこともわすれてた。



伝えたいことが増えてるわけじゃないけど
強くなると　同時に　弱くなってる。


あたし。



たったひとつだったりするのに
どうしたって壊せない。
頑丈なのも　あたしの弱い心。弱いくせに。


もがいてももがいても　やっぱりひとり。
ひとりよがり　空回りなんだ。


何でなん。何で。



我慢してたつもりなんかなかったし
我慢してるなんて思っちゃいけないと思ってた。


だからびっくりしてる。今の自分。
何にもしないのに　涙が　とまんない。

ぼろぼろ　ぼろぼろ


苦しくて　ふわふわして　もう　どっか行って。


消して　消えて　なくして


たいせつなものだから　なくしたくないけど
それがあたしに　涙を流させる。


ぼろぼろ　ぼろぼろ

全部昇華しちゃえばよかったのに


なくしたくないって　しがみついてるんも　あたし　なんよね


なくしたくないもん。
そのままもやだけど。


何で。
何でちゃんと　つたえあう　ことが　こんなにも　難しくて。



臆病で。