僕がまた本当を纏って笑えば それを讃えた雨

あたしがいろんなことを明言しないのは
ここですべてをしゃべっちゃったとしても
きっとそれに対していろんな質問や疑問が浮かんでくると思うから。
必要最低限。
自分が伝えたいと思ったことを　思ったときに。

というのがあたしなりのルールみたいなもんだ。
侍の武士道みたいなもんだ。だ。


ので、爆弾の名前とかは気にしないで、と言っても
気になっちゃうとおもうけど
「○○爆弾です」ってゆっちゃうと
「何でそうなったの？」とか「いつから？」とか「爆弾処理できるの？」とか
そういうの。
そこまで言ったとしたらちょっと何か変な支障とか出たりとか。


はい、まぁそういうことです。
意地悪なマッドサイエンティストが作って落っことしてった爆弾だから
あたしが頑張って処理するっきゃねーのだ

だ。理不尽じゃけど。

とまあ　無理やりにでもこう考えられるようになるまでには
結構な光と闇を見ました。たぶん。
今までのあたしの人生の中で比較的には。

リアルな話爆弾処理の副作用的なもんで
めっちゃいらいらしたり、八つ当たりしたりしまくった気がする。
結構毎日会ってた友達とかはまじでごめんだったとおもう。
イライラの矛先は　向けられる数だけ向けたよ。
最終的に向くのは自分の心の中の病み闇止みやみ…。

ま、まだ「疑い」の段階なので。
不発弾みたいなもん？なので。
ほんまに大丈夫です。強がりとかじゃなく。


爆弾自体というよりも、あたしが持っている「不安」のほうがやばくて
そりゃもう核爆弾レベル、リーサルウェポンレベルで。
そいつが今にも爆発しそうにあたしを攻撃してくるんです。

だから、あたしはスイッチを押してしまいそうな、
他でもない「自分の手」を　押さえつけることだけに必死なんです。
誰かが「馬鹿なことすんな！」って　手をばしっとたたいてくれたり
スイッチから遠くへ引きはがしてぽいっと捨ててくんないかな。
なんて毎日毎晩考えているよ。


誰かの前で泣いたりわめいたり
自分の弱さを思いっきりさらけ出せないあたしには
到底夢物語。
何でできないかー！
あまのじゃくでプライドばっか高いからだよ！


やっぱり　好きな人たちには変に気ぃまわしてほしくないじゃんか。


誰かのために自分の行動が制限されるなんかまっぴらだしね！


必死で自分で出来る手の止め方を探して探して、
毎晩試行錯誤。
もちろんお星様もお月様も、なぁんにも教えてくれないし
深夜のテレビショッピングだってそういう機械は今のとこ販売してないみたい。


たどり着く、のろいのコトバはいっつも同じで
「消えたい」。


何回も、なんっかいも　そりゃもう繰り返し、一生分くらい思ったと思うよ。
どうでもよくなるんよね。
今まで自分が頑張ってきたこととか、周りのこととか。
ほんと自分のことしか考えられないし、手っ取り早く楽になりたくなるんよね。
逃げちゃうんよね。それで当たり前なんだと思う。

そこまで行き着いた後に、どうしてもまた自分を責めるんよね。
「どうしてそんなこと思っちゃったんじゃろー」って。
何か不幸自慢で苦労詐欺みたいって。
何じゃ苦労詐欺って。


ちがう。そんなことない、当たり前だよ、
って自分で自分に言い聞かせること何百回。
流した涙は一リットルどころじゃないと思うよ。
自分のことで泣いてる場合じゃないのにね。
今でよかった。誰にも会わなくてすんだもの。


「消えたいとか言うな。
　お前が消えたら何人心配すると思ってんの。」

そうやって叱ってくれたのは　もう二年くらい前なんかなぁ。
そのときの言葉がまだあたしを支えてくれた、って
たぶん　いや　絶対　知らないだろな。
自分が言ったことも　あたしが言ったことも　忘れてるかも。
最近そんな話　めったにしなくなったもんね。
あたしが　意識的に避けるだけで　そうできるんだって　知ったから

まあいいや、勝手に支えられてるよ。あたし。


まだ　手は勝手に暴走して　核爆弾の発射スイッチを押しそうになる。
一度押したら最後もう終わり。
分かってるから　そこまでは　最近じゃなかなかたどり着かない。


ちゃんと生きたいから　消えたくなったりすんだ。


そう思ったら　幾分か軽くなった。
自分に「大丈夫だ」ってうそをついたら
ほんとに大丈夫になってきた。


結局何が言いてぇかっていうとだ、あれだよ、
ただの　自己満足の苦労話だよ。
まあ、そんな類の話。うそはいっこもついてないけど。



また今日も必死で戦うとおもう。
それが一人の戦いであることにものすごく寂しくなるんだとおもう。
ていうか、なる。こればかりはどうしようもない。
そしてちゃんと自分の好きなひとたちにすべてが伝えられないこと、
そうするって選んだのは自分だっていうことを悔いると思う。
誰かの前で泣きたいのに、って思う。
ちがう。受け止めてほしい、って思う。
と、同時にあたしよりつらい思いをしてる人が身近にいることを思い出して、
不安と後悔、自己嫌悪の闇に押しつぶされてまた泣くと思う。


だけどそうやって　もがいて　あがいて　乗り越えて迎えた次の日が
ものすごく、ものすごくいいものだ、っていうことも覚えたから、
あたしは大丈夫なんです。



ねえ　あたし　あのときと　比べたら
ちょっとは強くなったと思わないですか？
毎晩毎晩　会うたびに　泣いてたあたしと比べたら
すこしは　強く　変われたかなと　思ってる　んだけど。


口の端っこを持ち上げて「そうかもね」って笑ってほしい。
そんで「えらいね」ってふざけながら　頭ぐちゃぐちゃになでてほしい。

そしたらあたしももっと笑っていられる。
ちゃんと　もっと　まっすぐ。


泣いているあなたたちは想像できないから
だから　泣かないでほしい。






なんちて。ちょっとかっこつけた！（笑）
さーて、今日は先週見れんやったあいのりだーい！

今日はじめて倉敷のタワレコにいきました。
岡山のタワレコのほうが好きでした。


♪オオカミと月と深い霧