ふゆのそら

どんよりとした曇り空はあたしのこころの鏡そのものでした。

今日のあたしはひどかった。
いつも以上に、非生産的だし、
しかもひどく体調も悪かった。

おじぞうさまに見放されないように
頑張らなくちゃー。

あー。
はじめてだからさこういうの。


前向きなんだかどうなんだか。
よくわかりませんけど。


一生すきでいようと決めたり
そんなもん当てになるか、と思ったり
あたしなんかほんとにかわいらしさのかけらもなく
誰かの特別になんかきっとこの先なれないんだわ、みたいな
絶望的な気分になったりもしたりして。


結局何度だって繰り返す。
あたしはほんとうに誰かを大切に思うのがへたくそだし
誰かに大切に思ってもらうのもへたくそだ。


からだじゅうが　いたいのは
一メートルと少し落下したからだ。
へんなふうに打ち付けた体は
何個か青あざが出来ている。


ひかれて死ななくて本当によかった。
体中がしびれて　ふわり、とした瞬間
衝撃がはしる。


衝撃はあたしを現実に引き戻してはくれなくて
結果ちょっとした騒ぎ。
ほんとすいません。



さて。それはそれ。

今日もちいさないしころを　ぎゅっと　握った
心臓がばくばく言うのは
ただの条件付けの結果かもしれないけど。


だけどあたしはそれでも
力を信じていたいよ。


お願い。