さよなら また明日 言わなきゃ いけないな

もう二度と言うことができないかもしれない
「さよなら」が
こんなにつらいものだとは思わなかったんだ。


まさか　泣く　なんて
思いもしなかったんだ。


特別。スペシャル。


決してユニークではなくスペシャル。

つながるということは　切れる可能性を孕んでいる。

当たり前のこと
二律背反。


いろんな言葉は思い浮かぶのに最後にたどり着くのは。


「さよなら」なんか　いやだ。
ということと。


「さよなら」の後のこと。


きっとあたしの存在なんて　ちいさくて
あたしは　誰かを感じるための何か…
たとえば　あなたがくれたプレゼントとか
そういうものに　気持ちを感じることができなくて


疑ってばかり、というより
はなから　信じられないのかもしれないし
信じていい、というサインを読み取れないのかもしれない


とにかくさみしい。


あたしばっかりこんなんなのが
余計にさみしい。


やっぱ　どーでもいいんよなぁ。


誰かにとって　ふつうに　大切になることさえ
できない。


オンリーワンじゃなくていいのに。


もう枯れ果てたと思っていたのに
まだまだ溢れかえってくる。
まいったなぁ。


今朝言った「ばいばい」
見送った　背中


二度と会えなくなる。


その可能性だけで、泣ける。


そんくらいだいすきだったんだよ　きっと


だった、じゃなくて　だ、だ。


きっと消えてく。
あたしの中だけに残って
あなたたちの中には


信じてないんじゃない　それが悪いんじゃない
あたしが　さみしいだけ。


新しい世界はすぐに開けてしまうけど
あたしはどうしたらいいのかなぁ


一ヶ月後には　答えが出てるのだろうか。
あたしは誰かと一緒に　笑っているのだろうか。



昨日見に来てくれたあの子は
見えないようにそっと手の甲を撫でてくれて
それだけでちょっと　落ち着いた。


だけどやっぱり


さみしくなった。