つかいすてカメラ
フィクションの中の ノンフィクション。
2007'04.07.Sat
一時。
暗い家 玄関にだけ 橙の灯り。
鍵を開けた瞬間 闇に飲み込まれてしまった。
心の糸がぷつりと音を立てて切れた気がした。
おかしいな、なんでかな。
さっきまでちゃんと、笑えていて
話も出来ていて お礼だって言えて
それで、それで
闇の中 声をあげることも できなかった。
泣く、とか ほんと 自分に酔ってるみたいで
恥ずかしくて ばかみたいだと思ったけど
全然止まってくれなかった。
おかしいな、何でかな
思えば思うほど 止まらなくて
闇に消えたランプが 恨めしかったけど
それは間違っている、と思い直して
間違っていたことにまた、泣けた。
暗い家 玄関にだけ 橙の灯り。
鍵を開けた瞬間 闇に飲み込まれてしまった。
心の糸がぷつりと音を立てて切れた気がした。
おかしいな、なんでかな。
さっきまでちゃんと、笑えていて
話も出来ていて お礼だって言えて
それで、それで
闇の中 声をあげることも できなかった。
泣く、とか ほんと 自分に酔ってるみたいで
恥ずかしくて ばかみたいだと思ったけど
全然止まってくれなかった。
おかしいな、何でかな
思えば思うほど 止まらなくて
闇に消えたランプが 恨めしかったけど
それは間違っている、と思い直して
間違っていたことにまた、泣けた。
遅刻なんてするもんじゃない。
ちゃんと時間通りにつけていれば
あたしはあんなもの 見なくてすんだのかもしれない。
すれ違った瞬間のあなたたちの顔が
一日中離れてくれなかったよ。
自転車の色は もうあたしのすきな色じゃなかったけど
すぐに分かった。
もうすっかり見慣れた指輪も まだつけていたんですね。
こんなに動揺する自分が きらい
もう関係ない 関係ない 関係って何。
どうだっていいよそんなこと、って
言わんばかり 桜は咲き誇っていた。
それから それから。
一つそういうことがあると
ぐずぐずになりかけるのがあたしのわるいとこ
このあいだから ずっと。
いまのところ一番たいせつな気持ちが
消えてくれない。
頑張れないかも、って思いながら
でも諦められない自分がいて
それなのに 前にもすすめない 不思議なくらいに。
進めちゃだめだから
ちかづかないで
そんなバリアがはられているようで。
考えないようにしよう、と思った
だけど あたしが手を離したら
あたしが 諦めてしまったら
すぐに途切れてしまいそうで こわくて、こわくて、
あたしは必死で繋ぎとめようとしているんだと思う。
わかんない、もう
やりかたとか 進め方。
ごちゃごちゃになって ぐちゃぐちゃになって
ぷつり、と音をたてたのは
なんだったんだか よくわからないけど
あふれてきた涙の答え は
多分。
どれだけ ひとりで この気持ちたちを
コントロールできるんだろう
どれとどれを 伝えてもいいんだろう?
言いたくないけど ほんと思いたくないけど
「もう、むり」って
投げてしまいそう
きっと投げきれることなんてないんだろうけど。
白も 黒も 前も 後ろも わからない。
だから あたしは こうしてまたここ、で
涙のあとだけを つけて。
もう、なんか、どうしていいか、わかんないよ。
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